2017年04月22日

ブローチの金具がとまらない!

IMG_20170323_091911.jpg
形見分けで手元にきた大切なものをお預かりしました。
金具のパーツが外れてしまったようで、
針を支えるものがなくなってしまい、
着けることができないブローチ。

IMG_20170323_091630.jpg
市販のブローチ金具を分解して、
中のパーツだけ使います。
穴がやや小さめだったので、広げます。

IMG_20170323_192304.jpg
そのパーツをはめ込むとこんな感じ。
市販パーツを分解したので、微調整。
最大で開いた状態ですが、このままだと針が入りません。
糸鋸で余分な部分を切ります。
IMG_20170323_192413.jpg
動きを確認して、完成です。

だいたい1800円くらい〜になります。

もらってからずっとしまったままだったそうで、とても喜んでいただけました。
posted by misia at 11:05| Comment(0) | TrackBack(0) | ジュエリー修理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月06日

上手だと思った修理のご相談

IMG_20170408_124632.jpg
納品に行ってきました。

依頼内容は、
リング2本サイズ直し(サイズダウン)
チェーン切れのネックレスの修理。

ハーフエタニティの石付きリング一本は
絶対に直したいとのこと。
後、予算1万くらいで何が直せるかと聞かれました。
リングも5本くらい持ってきていたので、
その中から普段使いもできそうな
石なしの太めリングをおすすめしました。
後は簡単に直せるチェーン切れのネックレスにしました。

先日も、
"こういうのを持っていたんだけど、
作り替えなきゃよかったわ"
というお客様がいました。

難しいなぁと思いました。
修理もリメイクも迷っているうちは
絶対におすすめできないかなぁと。
サイズ直しも糸鋸で切るので、
きれいに直りますが、人と一緒でそんなにメス何回もいれるのもね。。。

思い入れがあるものもあったので、
今回のご相談は話をして楽しかったです。
"次はこのなくした石を探して
もらおうかなぁ"とか夢も広がります。

ジュエリーのよいところは
そういうところにあるんだと思います。
posted by misia at 08:57| ジュエリー修理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月06日

ネックレスの糸の選び方とチェーンが切れる理由〜その2

前回までの内容はこちら。
http://oggi.misiablog.xyz/article/446575364.html

金具のところです。

IMG_20170202_084035.jpg

両方ともがっちり金具に固定されています。

IMG_20170208_153248.jpg

ちょっと画像がちいさくてわかりにくいですが、このような感じになおしました。
先端の丸かんをがっちり閉じないで、開くようになっています。

このようにしておくと、
間違えて思いっきりひっぱっても、
この丸かんがのびてだけで、
ワイヤーが切れるリスクは減ります。

普通のチェーンも切れ防止のために
片方の丸かんは、がっちり固定せずに
隙間があって開いているのがふつうです。

IMG_20170208_152950.jpg

直し終わったネックレスです。

これをやりながら、やっぱりベネチアンビーズは
存在感もあるし、華やかで素敵だなぁと思いました。

ラベル:修理 ネックレス
posted by misia at 15:53| ジュエリー修理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月02日

ネックレスの糸の選び方とチェーンが切れる理由〜その1

IMG_20170202_083959-82f7e.jpg
ネックレスの糸切れ修理です。
一般的にワイヤーは切れにくいといわれていますが、、、

切れてます。。。
IMG_20170213_083137.jpg
コーティングも剥がれてしまい、
その部分から錆が広がってきて切れやすい状態で、
ひっかけてひっぱてしまったようです。

どうしても湿気だったり、汗だったり、、
ずっとそういう状態だと錆びてしまいます。

ワイヤーが良いのか?
糸が良いのか?
テグスがよいのか?

この質問はよく受けます。
通す素材と何を優先するかによりますが、
ただどれも一生ものではないので、
だいたい2,3年くらいでメンテナンスを
と考えていた方が無難だと思います。

今回は、ワイヤーだと変色した時に
ビーズが汚く見えて嫌だとのこと、
テグスにしました。
(ちなみに、テグスも何十年たつと
さすがにモロモロになります。。。)

そして、万が一糸が切れても
バラバラにならない工夫です。
目立たないようにネックレスの途中で留めを作ります。

そもそも、このネックレス構造的に
ワイヤが切れるようになっていました。

ちょっと長くなってしまったので、次回にします。

2回に分けるはじめてです(笑)
それほどの話ではないのですが。。。
posted by misia at 16:20| ジュエリー修理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月18日

真珠のお手入れ

IMG_20170111_154726.jpg

お預かりしたパールの糸替えとお手入れをしました。

画像は、

真珠リフレッシュクロス
真珠てりクロス

です。

真珠の層はカルシウムの結晶がかさなった層状のもの。
一枚の結晶の厚みは約0.3〜0.5ミクロンだそうです。(1ミクロンは1,000分の1ミリ)
だから、一皮つるっと剥けば、テリも戻ってくるはず。

お手入れ基本は柔らかい布で拭くこと。
が、どれくらい柔らかいものを
使ったらいいのか普通の人はわからないと思います。
なので、人に説明しやすいのも含めて、
わかりやすくこのクロスを使っています。

真珠は鉱物でないので、紫外線や蛍光灯、
汗などいろいろな影響を受けやすいです。
超音波洗浄機ができません。
とにかく水に弱いのと真珠層の内部からダメージを受けるので。

真珠科学研究所のHPがわかりやすいので、
そのままリンクはります。

http://www.sinjuken.co.jp/c_e/

・真珠に付着した汗、皮膚分泌物、化粧品等々を迅速に拭きとる。
・極端な乾燥や湿気をさける。
・光や熱に長時間さらされることをさける。
・貴金属、宝石などの硬いものとの直接的な接触をさける


真珠のお手入れは本当によく聞かれます。
使ったら毎回軽く拭くだけで、きれいさは全く違ってきます。
真珠てりクロスが予想以上でした。
0.3~0.5ミクロンってすごいのです。








posted by misia at 16:38| ジュエリー修理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月28日

幅広リングの落とし穴

9.jpg

お預かりしたリングです。
サイズ直しとクリーニングをしました。

甲丸リングと幅のある平打ちリングで、
画像は平打ちリングのみです。
通常は8.5号のお客様です。
甲丸リングは8.5号の方でしたが、
こちらの平打ちリングのほうは9号でお直ししました。

このリングの幅は4mmくらいです。
見た目でもそれほど太くない印象ですが、
それでも8.5号ではきつかったので、
9号で指にちょうど良くおさまりました。

幅広リングは出来るだけ圧迫感が無いように内側を工夫しますが、
リングが太くなれば、お肉の逃げ場もなくなります。
新しくリングも買う時も、太いリングは、
0.5〜1.0号大きくすることをお勧めします。

磨き直しもして、とても満足されたようでよかったです。

posted by misia at 00:42| ジュエリー修理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月01日

イヤリングのおそうじ

IMG_20160801_174804.jpg

梅雨明けしたら暑いですね。。。

お客様から預かったイヤリングの
磨き直しとクリーニングをしています。
K18ですが、かなり変色してました。
この画像、わかりにくいですが、
右が磨き後、左が磨き前で少し赤く黒ずんでいます。

ダイヤの部分も洗浄機をかけるだけで、
油汚れもとれるので、元のキラッと感がよみがえります。
K18はゴールドの含有率が高いので、
変色しにくいですが、温泉成分等が汚れの原因になる場合もあります。

汚れてしまったお気に入りのもの等の
磨き直しも行っていますので、是非ご相談ください。




posted by misia at 12:43| ジュエリー修理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月25日

パールネックレスの糸替えとメンテナンス

今日はパールネックレスを修理しました。
長い間使っていなかったので、糸が劣化しバラバラになってしまったそうです。
お揃いのブレスレッドも分解して、長めのネックレスにしました。

IMG_20160424_141224.jpg

今回はすでに切れてしまった状態ですが、
球の間に隙間が目立つようになってきたら糸替えの目安。
だいたい3、4年くらいで目立ってきます。

IMG_20160413_134109.jpg
パールのネックレスには、シルク糸がよく使われます。
伸縮性があり、柔らかく肌にも付け心地がよいからです。
金属のワイヤーの方が強いですが、付け心地の面でいうとシルクの方がよいと思います。

パールのネックレスは、金具の部分から
左右3箇所ずつ”ノット”と呼ばれる結び目がつくられています。
ネックレスの緩みを防ぐためにです。

また、シルク糸が切れても、全部のパールが落ちてしまわないように何個かに1個
”ノット”を作ります。今回は10個に1か所くらいです。

すべてのパールとパールの間に1つずつ
結び目を入れる”オールノット”という方法もあります。
IMG_20160424_141237.jpg
今回マグネット式の金具を付けてほしいと
シルバー色の金具をつけました。

金具の直接糸が擦れて切れやすくならないようにフレンチワイヤーでカバーして強度をあげています。
フレンチワイヤーは、ワイヤーがコイル状になっているチューブです。

"ノットがあるかないか?" "金具の強度はしっかりあるか?"
買う際の参考にもなるかと思います



posted by misia at 16:01| ジュエリー修理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする